平成21年 2月号

ひびきあう教育の公開から

 海老名市が「ひびきあう教育」の推進を提唱してから9年目に入ります。本校は、平成15年度に教育委員会の指定を受けて発表させていただいてから、今年の2月6日(金)の発表まで自主発表として、5年連続公開させていただいております。
 保護者の方々、地域の自治会長さん、学校評議員さん、そして市内外の先生方等々大勢のご参加をいただきました。誠にありがとうございました。
 今回の公開は、昨年同様「自分の考えを持つ子」をテーマにして、全学級が国語科の授業を行いました。
 この研究で大切にしてきたことは、一人ひとりの力を高めるために、相手の思いや願い、考えをうまく受け止めること(聞くこと)・理解すること、そして、自分の思いや願い、考えをうまく伝えること(話すこと)・表現することの力を育てながら、学習活動の中で互いに相手から学び合い、高め合い、深め合うことであります。
 今、学校(社会全体)は、様々な問題・課題を抱えているわけですが、とりわけ人との関わり方(コミュニケーション)において、課題が多いように思われます。研究を続けることで、教師の授業力にも、子どもたちの学び合いの姿勢にも高まりが感じ取れます。
 これからも「学ぶ教師の学校に学ぶ子どもが育つ」をモットーに取り組んでいきたいと考えております。

公開授業の感想より

 多くのアンケートをお寄せいただきました。ありがとうございます。

・落ち着いて座っていない子がいました。家庭でのしつけを見直したいと思いました。
・児童が相手に理解できるように話し、また、聞き手は集中して内容を聞き考える。そして、質問をしている姿に楽しみながら考えていました。我が家の孫は1年生です。これからも「自分の考えを持つ子」の研究を期待しております。
・前に出て発表させるとき、聴く姿勢を整えさせたり確認させてからということを、徹底しておられたことがありがたいと思いました。音読チェックのお陰でいっそう楽しく参観できました。
・静まりかえった中での授業で驚きました。
・友達の話をよく聴いて、自分の意見もしっかり話をしていてとてもよかった。
・みんな楽しそうに学習していました。
・消極的な子どもに発言させる工夫が必要だと感じた。
・落ち着いて座っているクラスもあれば、席を離れて話を聴いていないクラスもあった。クラスによって違うのには、参観するたびに感じています。
・3学期にもなるとクラス内で子どもたちがだいぶ落ち着いていられるのだなとわかりました。

【参観時のお願い】

 学校への参観はいつでもできるようになっています。学校行事等で写真やビデオ撮影をした場合に、個人情報の保護をする必要があるので、ご家庭でごらんになる以外はご注意ください。インターネット等での流出がないようにお願いいたします。

4月からの学習内容                

 4月から新しい学習指導要領が移行期間に入ります。そこで、算数と理科については、他の教科よりも先に学習内容が変わってきます。
 改訂のポイントをお知らせします。

【算数】

◎改善の基本方針は次の通りです。
・算数的活動(作業・体験、見いだす、発展的に考える、表現・説明等)のいっそうの充実
・スパイラルによる教育課程の編成
・思考力・表現力の育成
・図形と統計の改善
・低学年から数量関係の領域を設ける
◎改訂の要点は
・見通しをもち、筋道を立てて考え、表現する能力を育てる。
・進んで生活や学習に活用しようとする態度を育てる。
◎各学年の算数的活動の具体例の一部を紹介します
[第1学年]計算の意味や仕方を、具体的に用いたり、言葉、数、式、図を用いたりして表す活動。
[第2学年]加法と減法の相互作用を図や式に表し、説明する活動。
[第3学年]二等辺三角形や正三角形を定規とコンパスを用いて作図する活動。
[第4学年]身の回りにあるものの面積を実際に測定する活動。
[第5学年]三角形の三つの角の大きさの和が180度になることを帰納的に考え、説明する活動。
       四角形の四つの角の大きさの和が360度になることを演繹的に考え、説明する活動。
[第6学年]比例の関係にある二つの数量を見つけたり、比例の関係を用いて問題を解決したりする活動。

【理科】

◎理科の目標と改善の要点
 自然に親しみ、見通しをもって、観察、実験などを行い、問題解決の能力と自然を愛する心情を育てるとともに、自然の事物・現象についての実感を伴った理解を図り、科学的な見方や考え方を養う。
◎問題解決の過程を重視した学習として、各学年で中心的に育てたい力は
[第3学年]比較しながら
[第4学年]関係づけながら
[第5学年]条件に目を向けながら
[第6学年]推論しながら

【外国語活動】                                          

◎目標
 外国語を通じて、言語や文化について体験的に理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しませながら、コミュニケーション能力の育成の素地を養う。
 5・6年生は毎週1時間の学習となります。

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